ニュース
第96回定期全国大会開催!!
第96回定期全国大会開催
同じ過ちは2度と繰り返さない!!
全日本港湾労働組合の第96回定期全国大会を、9月11日、12日の2日間、ホテルシーパレスリゾートにて開催した。全国から大会代議員88名、中央本部役員17名、傍聴者を含め194名が出席、議長団は竹田英弘代議員(四国)、松本大輔代議員(九州)が務めた。

開会あいさつ 鈴木龍一副委員長

議長団 左 竹田英弘代議員(四国)、 右 松本大輔代議員(九州)
第96回大会の開会にあたり、執行部を代表して鈴木誠一中央執行委員長は「全港湾第九六回定期全国大会は戦後80年の大会です。軍事力の脅威を軍事力でもって解決をするということが果たしてわれわれの国民のためになるのか、同じ過ちを二度と繰り返さない、私はそういう価値観を共有した96回大会にしたいと思っております」等と述べ、全港湾が先頭に立って運動して行くことの重要性を訴えかけた。

あいさつ 鈴木誠一中央執行委員長
続けて、ご来賓より力強い連帯の挨拶を受けた。第九六回大会には、全国港湾労働組合連合会から玉田雅也書記長がお忙しい中、駆けつけていただいた。

あいさつ 全国港湾労働組合連合会 玉田雅也書記長
議案については、本部案を支持する立場からの発言が相継ぎ、各地方の代議員・特別代議員延べ四五名から、意見・質問・提案などの発言を受けたなお、提案された議案は全て可決され、運動に邁進していくこととなった。

在籍30年表彰 日本海地方新潟支部 岡本克範代議員

闘争報告 日興サービス分会 上條清隆特別代議員

新規加入分会 関東地方東京支部 東海汽船分会 沢田寛典さん

資格審査の様子

大会会場の様子

発言者の皆様


採決の様子・スト権の様子
今大会では「港湾の『軍事拠点化・兵站基地化』に反対する」特別決議を採択
総 括 答 弁
まず1つは今年度の年末年始については、来週の全国港湾定期大会において、あらかたの方向、方針、確定されていくだろうということで、この大会が終わった、第1回中央執行委員会でもって議論をしたいというふうに思っていますし、その原点というのは、やっぱり3年ほど前だったと思いますけれども、その年は年末年始の例外荷役が実施はされましたけど、全港湾としては年末年始、休もうじゃないかという全国港湾に対する発信をさせていただいておりますので、そっちの方向ということと、今、全国港湾全体がですね、条件整備ないのであれば、先ほど、松永書記長から答弁がありましたけども、「約束が違うんだから休みますよ」というような方向のほうが色濃いということを踏まえていただいて、一応、この後の執行委員会で議論をして、来週に臨みたいというふうに思っております。
それから討議の中で、松永書記長、丁寧に答弁をしていただきました。執行部としてなんの齟齬もない答弁がされておりますので、松永書記長の答弁がそのものであるということを申し上げておきたいと思います。その上でですね、私、大会の冒頭の挨拶をさせていただいたのは、1つ1つの課題や、平和のと言いますか、先の戦争が終わって80年、その80年後の今が二度と過ちを繰り返さないとやってきた、我々の先輩たち、日本国民の気持ちとちょっと逆行しているようなところがあるという、すごく危機感を持った話をさせていただいたつもりであります。そういうことの議論の中で、やっぱり特定利用港湾等も発言も目立ち、とてもそういうきな臭い方向で、平和にもなりづらいというお話もあったというふうに思っています。そんなところでこの大会で意思確認と言いますか、共有できたというふうに思っております。
多かったのは、組織の強化、拡大。縮小傾向にある、本当の危惧がなされている。これは中央本部としても精いっぱい、きちっとした方針と示しながら、皆さんたちに発信をしていき、やはりそればかりでは現実には薄いというふうに私たちは思ってますので、どうかですね、地方支部と本部と一体になって、この組合員の減少であるとか、そういうことに対して取り組んでいただくことをお願いをしたいというふうに思います。
そのことをもって、昨年、確認をしました、方針を今年、この96回大会で万全とした補強がなされたというふうに確信を持っておりますので、来年の80周年大会、記念大会であります、97回の大会に向けて、全港湾、全国一丸となって、中央、地方、支部一丸となってたたかいを進めて、来年の80周年を迎えたいというふうに思います。

閉会のあいさつ 橋崎正伸副委員長
最後に、大会宣言を採択し、委員長・鈴木誠一の団結がんばろうで締めくくった。
団結ガンバロウ

