機関紙「港湾労働」
全港湾が発行する機関紙をPDFファイルにて掲載しております。
過去の内容もご覧いただけます。
私たちの活動情報をより詳しくしていただくために是非ご覧ください。
全港湾は、港湾、トラック、倉庫、関連企業などに働く仲間が
集まった海陸一貫輸送をになう産業別労働組合です。
第56期労働講座開催!!
第56期中央労働講座の級長の座を、レクレーションの班別対抗オンブローゲームで勝ち取った関西地方大阪支部の関谷です。
今回の労働講座は、書記長クラスの参加と指示があり、書記長は扇の要部分であり重要であり強化したい。また、書記長同士の横のつながりが必要であると考えるために交流を深めてほしいと趣旨説明がありました。
全港湾の結成から港湾労働法の制定闘争、全国港湾を結成して産別交渉確立した歴史を学びました。また、現在の日本は特定利用空港・港湾の制定など軍事化が進められていますが、資源がなく、食料自給率が低い日本は戦争をしてはいけないと再認識しました。
港湾産別協定は先輩たちが築いた財産であり、産別協定と事前協議制度は未来へ向けて重要であるとわかりました。また、日港協による産別制度賃金の団交拒否には徹底してたたかいます。
組織率の低下は組織の弱体化をまねき、そうなると企業は牙をむいてくるでしょう。そうさせないためにも5つの組織力を強化し、労働運動はもちろんですが、反戦平和・護憲・反原発・選挙など組織外の運動にも参加していかなければと思います。特に選挙運動は歴史的な位置づけからも重要だと思いました。
今回学んだ全港湾の歴史や産別協定、事前協議制度の重要性を、今度は私たちが継承して伝えていかなければと思います。どう伝えればいいか?上手く伝えられるか?など不安はありますが、継承していく気持ちはみんな同じだと思います。交流も同じ役職ということもあり深まりました。第56期のみなさん、ありがとうございました。できましたら今回限りではなく書記長クラスの講座を労働講座とは別に作っていただけたらと思います。
最後になりましたが講師をしていただいた全国港湾玉田書記長、鈴木委員長、鈴木副委員長ありがとうございました。また、交流のために遅くまで部屋を開放していただいた松永書記長、橋崎副委員長ありがとうございました。
全日本港湾労働組合関西地方大阪支部
書記次長 関谷和人
全港湾の歴史の中での闘いで諸先輩の方々が勝ち取って来た制度の上に現在の私達がいて組合運動が出来てる事を再確認できました。
時代の流れと共に考え方や求めて行く物が変化していく中で昔と現在までの共通点として組合員の雇用と生活また反戦、平和を守って行く事は今も変わらない根源としてある事。
またその制度を活かしてこその産別協定、事前協議がある中で私達幹部が理解し、運動の中心をになっていくこと。
組合運営、組合強化ついては全港湾という基礎、理念、理想をしっかりおさえて組合離れと言われる中組織内、外活動に積極的に取り組み労働組合を身近なものだと感じてもらい組織マネジメントをすすめて行かなければいけません。
幹部は組合の「顔」である。書記長は組合の扇の要である事を肝に命じ横のつながりを大切にし情報共有を行ない、強固な全港湾を作って行く事を
確認しまとめとさせていただきます。
秋田支部執行委員長 小玉進太
第2班は第26期中央労働講座を纏めるに当たり、「印象」に残ったキワードを基に講義毎に意見交換を行う手順で纏めを行いました。
第一講義の講師 鈴木誠一中央執行委員長「全港湾の歴史」では、戦後とともにある全港湾80年の歴史を振りかえり、先輩方がたたかい、勝ち取った事が、我々の生活の礎となっている事を確認しました。その礎を築く為には、たたかいが重要である事も改めて認識致しました。「防衛整備計画」による民間港の軍事利用等進む軍事化に対し、「二度と同じ過ちを繰り返してはならない。」意思による反戦平和の必要性を共有しました。
第二講義の講師 玉田全国港湾書記長「産別協定と事前協議制度」では、産別協定と事前協議の重要性を確認しました。二者二者協議における日港協の立ち位置を理解すること、日港協がその責務を放棄していることが、現在の中央団交に多大な影響を及ぼしていることを認識しました。又インランドデポの問題を解決するためには、たたかいが不可欠な方法として意思を共有致しました。
第三講義の講師 鈴木龍一中央本部副委員長「更なる組織強化と運動前進」では、企業の本質を知り、組合の弱体化により起こりうる事を防止する為にも組合を正当な強化する必要性を確認しました。又、労働組合の基本理念はヒューマンビジネスであることを、組合幹部は熟知し、組合員へ伝えて行く必要性があることも確認しました。組合員へ伝える方法として、講義中に提示されました「労働組合憲章十訓」の様なものを各地方にも必要であることを共有致しました。
講座全体を通した感想は、「各地方との情報共有が出来た事。」、「若年層の組合離れへの対応が各地方共通の課題である事。」「組合幹部の育成の必要性。」を共有致しました。
最後に班の要望としては、講義の中であったEU等で実施されている新産別の考え方に基づく連帯強化を全港湾としても皆で協力して取り組んでいきたいことを要望していく事を確認致しました。
関東地本東京支部
河村法和
まず今回招集されたメンバーは、各地方の支部書記、並びに書記候補となっており、知識、経験ともに優れた人たちの集まりであり、またお互いに刺激しあえる仲間でした。今回の講座を通じ、先輩方が築き残していただいたもの、港湾産業の歴史、また書記役の成すべき役割、書記とは扇の要、すべての行動において先頭に立ち指示・判断をしなければならない役として、教えて頂きました。
オリエンテーリングでは「オン・ブロー」という数字あてゲームを行い優勝しました。…が、優勝景品が級長となる愛のある景品でしたので、この次に行われた宝探しゲームでは 皆さん宝を探し当てても誰も拾おうとしない現象が起き、とても感慨深いオリエンテーリングになりました。
各港で扱う貨物・種類・状況は違えど、方向性・考えが同じであると同時に自身の成長・この思いを次の世代に引き継いでいかなければならないと、今回集まった3班並びに56期で集まった仲間の意思であると思います。
全港湾四国地方徳島支部
執行委員 吉成 誠司
今回初めて労働講座に参加させていただきました。ほぼ初対面の方たちでしたが、皆、志は同じ仲間ですぐに打ち解けるこ
とができました。
講座の内容も全港湾の歴史を再確認することができ、「米よこせ」からはじまった労働運動を今日までたたかってきた先輩から我々へ引き継がれる歴史の重さ、築いていただいた財産を活かす運動をしっかりと行い、次の世代を育て、組合員の力を一つにし、身体を張って組合員を守るリーダーが求められていると学ぶことができました。
グループ討論では、各地方の現状や問題、それに対する対応や考え方など共有でき参考になりました。
レクリエーションでは1戦目で優勝したチームに負けてしまいましたが、2戦目では少しずつ慣れてきて勝利することができました。
3日間を通して何もかも初めてのことで、初対面の方と同じ部屋でうまくできるか緊張していましたが、とても親切に仲良くしていただきありがたかったです。第4班としても団結し一つになれました。
これからも第56期メンバーとして学んだことを活かし共に切磋琢磨していきたいです。
ありがとうございました。
全港湾東北地方 塩釜支部
窪田 智之