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第55期労働講座 開催
6月6日~9日にかけて、第55期中央労働講座が開催され、全国から27名の参加があり、今回も中央本部常任が講師役となり、第1講座から第3講座まで行われた。
第1日目は、第1講座として、更なる組織強化と運動の前進―原点回帰「組織強化とは、役員とは、組織運営はどうあるべきか」をテーマに鈴木龍一副委員長から講義を受けた。具体的には① 若い世代の組合離れ、② 組合がなかったら、③ 労働組合の力とは、④ 組合の組織力を高めるには、⑤ 労働組合の役割・任務の理解、⑥ 労働組合の理念・役割を実践するのはリーダー、⑦ 全港湾の取り組み、⑧ まとめについて、具体的な事例を織り交ぜながらの講義だった。その後、グループ討論に移り、各参加者は感想や意見を出し合った。
第2日目には、第2講座として「全国港湾の成り立ち」として、鈴木誠一委員長から講義を受けた。具体的には、① 港湾産別労働について、② 戦後の港湾労働、③ 革新荷役・体制的合理化について、さらには24港湾春闘について熱心な講義をいただいた。
その後、第3講座として、「労働基準法」を畠山副委員長より講義を受けた。講義では、労基法の概要から入り、クイズ形式での講義手段に参加者は気の抜けない様子であった。
第2日目の午後にはグループ討論を一時間ほど行い、待望のレクレーションに移った。今回のレクレーションにはドッチボールが選ばれ、班ごとの総当たり戦でのたたかいとなった。けがのないようにとの忠告には聞くこともなく、ゲーム開始直後から本気丸出しの熱戦となった。結果、第4班が見事優勝を勝ち取り、副賞として、班代表者に800字の報告書の提出義務を受け取った。
最終日には講義全体のグループ討論と発表が行われ、鈴木誠一委員長の総評と受講証が各自に手渡され、閉講となった。
開校式
第1講座 「組織運営について」 鈴木龍一副執行委員長
第2講座 「全国港湾の成り立ち」 鈴木誠一中央執行委員長
第3講座 「労働基準法」 畠山昌悦副執行委員長
グループ討論
レクリエーション
夕食風景
1班 グループ討論発表
2班 グループ討論発表
3班 グループ討論発表
4班 グループ討論
第55期労働講座 受講証 授与(級長 古内厚志)