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第92回定期全国大会のリモート開催を決定

7月開催の第8回中央執行委員会において、定期全国大会の運営について8月のコロナ禍の現状分析を行い検討することで確認され、8月17日第10回常任中央執行委員会で、第92回定期全国大会は新型コロナウィルスの感染状況を鑑み、大会代議員は全員リモートでの参加とすることを決定しました。

 

緊急事態宣言下での大会運営であり、様々な準備不足や当日の不備などあるとは思いますが、組合員が一致団結できる定期全国大会を目指しますので、組合員の皆様のさらなるご協力をお願いいたします。

 

コロナ禍の現状は、8月17日政府は、緊急事態宣言地域の東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・沖縄に追加として、新たな対象地域に、茨城、栃木、群馬、静岡、京都、兵庫、福岡の7府県を追加し、期間は9月12日までの再延長とし、まん延防止等重点措置の地域も13道府県に拡大されました。もはや全国的に蔓延している状況です。

 

また、病床のひっ迫が顕著になるという脅威についても、何ら政府からは発信されないばかりか、コロナ患者の受け入れが困難となり自宅療養という名のもとで治療を受けられない現状や残念ながら治療の遅れからのお亡くなりになったという悲しい事例も報告されています。日々の全国感染者数が連続で2万人を超える日が続く中で政府の無為無策が際立っています。

 

組合員の中には、すでにワクチン接種を2回終えた方などもおられると思いますが、ワクチン接種に関しても、地域間格差や年代別格差、また、何らかの理由で受けられない方への配慮など、全国から一律に代議員を招集して定期全国大会を開催すること自体が無理であると判断いたしました。

 

感染すること自体は、感染経路不明が多数を占める中で感染対策を講じた中での感染は決して悪ではありませんが、万が一、感染した場合の感染後の治療や療養が不確かな現実を注視し、組合員の安心と安全を守るためには、一刻も早くすべての感染者に対する医療体制の構築とワクチン並びに治療薬によるコロナ対策の政府の明確な具体的対応を求めていかなければなりません。

 

当面の間、リモートなどによる諸会議が継続されると思いますが、全港湾の運動の基調である【大衆路線に基づいて職場闘争を強化する】、今こそ、原点に返り、職場討議をすすめ、創意工夫を凝らした運動を取り組めるようお願いいたします。

 

中央執行委員長 真島 勝重

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