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被爆78周年原水禁世界大会・福島大会

 

 

7月30日に福島市のパルセいいざかで行われた原水禁福島大会に参加しました。約500名の人が参加しました。

全体集会では高校生平和大使の話や、小野さんという漁業関係の仕事をしている方の話が私の中では印象に残っており、その話から東京電力へとても怒りがあるのだと伝わってきました。今、大きな問題となっているアルプス処理水の海洋放出のことについて話を聞きました。12年前は「海に流してはいけない」といっていた東京電力側は意見をコロッと変え、「海に流しても大丈夫」などと言い、魚を取るのが仕事なのにそんなことをされてしまったら福島で魚は取れないと思いますし、福島の魚は食べられないと思われてしまいます。12年経過した今、多くの漁業関係者が「安心・安全」と声をあげ続け、風評被害の影響が少しずつなくなったのに振り出しになってしまいます。これは同じ福島県民として、みんなで訴えていかなければいけないと感じました。

全体集会終了後、第1分科会第2分科会に分かれ私は第2分科会の方に参加しました。そこでは健康被害の話があり主に甲状腺がんが今若い人たちに増えているという話を聞き、自分自身ももしかしたら「甲状腺がんになっているのではないか」と不安になりました。また、私の故郷でもある浪江町についての話しも聞けました。原発事故が起きた時に、当時の市長がどういった行動をとったかなどを大人になってから聞かされた部分が多くありました。福島は今、アルプス処理水の海洋放出問題や若い人の甲状腺がん問題と大きな問題に取り組んでいかなければならないと思います。我々若い世代が真剣になって福島を守っていかなければならないと強く思いました。

全港湾東北地方小名浜支部

青年部部長 松村海斗

 

 

 

 

7月30日に福島県飯坂町のパルセいいざかで行われた被爆78周年原水爆禁止世界大会福島大会に参加してきました。福島原発事故から十二年が経過し、放射能汚染水海洋放出と原発回帰に向けた動きへの不安を考えながら参加しました。

全体集会のテーマは「放射能汚染水の海洋投棄を止めよう」分科会のテーマは「福島原発事故からの生活再建と健康問題」について考える内容でした。汚染水海洋放出については国の政策の失敗で汚染水が増えていること、国の汚染水への過小評価などの話がありました。漁業関係者の悲痛な訴えが集会の中であり、大事な職域の海を汚される怒りや直接汚染水の影響をうける魚だけでなくそれを消費する自分達にも健康被害が及ぶ可能性を危惧するものでした。海の問題だけでなく被災者の今も苦しむ訴えは存在し、原発事故は健康被害はもちろん被災地区の文化、住民の生活にも影響を残し、表面上は復興に大分進んだように見えても数字にもデータにも出ない被害が今も存在するということを改めて感じました。

今回集会に参加して原発回帰、再稼働に対して悲惨な事故を繰り返さず悲しい思いをさせないために、苦しむ訴えが無くなるまで反対運動は止められないと強く思いました。今後も反対運動に力を入れ、原発事故は一度事故を起こせば健康と生活は元には戻せないということを広めていきます。

全港湾東北地方青年婦人部

副部長 小國巧美

 

 

 

 

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