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被爆78周年原水禁世界大会長崎大会

 

8月7日~9日の3日間で原水禁長崎大会が開催された。

しかしながら、台風6号の影響により、この大会の重要な意味を持つ8月9日の閉会総会ならびに平和行進や11時02分の爆心地での黙とうは中止となった。

開会行事では、コロナ禍で活動制限を余儀なくされていた高校生平和大使が制作したピースブックリレーのDVD視聴からはじまり、川野浩一・大会共同実行委員長によるあいさつ、アメリカ・ピースアクションから大会に海外ゲストとして参加された方のスピーチを受けた。その後、地元長崎をはじめ、全国各地から集まった高校生が壇上に上がり、核兵器廃絶に向けた日常の活動報告が行われ、会場全体からの温かい拍手がおくられた。閉会総会が中止になったことから「大会アピール」採択がおこなわれ、800名の参加で開会行事は終了した。

2日目は「核兵器廃絶に向けた世界の動き」「日本憲法について」「原水禁運動の歴史について」など、午前・午後と6会場で分科会が行われ、本大会に参加していた高校生の真剣に学ぶ姿が多く見られた。

最終日の8月9日は長崎に原子爆弾が投下された日であり、最も重要ともいえる行事は中止となったが、原水禁長崎大会実行委員会の役員の方々が11時02分、爆心地において、戦争で犠牲となったすべての人びとへ黙とうを捧げる姿が見られた。

今回参加して感じたことは、この原水禁世界大会の大きな柱として「次世代継承」ということを位置付けてあり、いつの時代であっても、どれだけ未来であっても、私たちがどう生きるか、私たちが選ぶことができる、あたり前のくらしを引き継いでいくことが重要と考える。そのために、今できることを考え、工夫して取り組んでいくことが必要なのは言うまでもなく、全国はもちろん世界中の皆さんと連帯し、各地域での原水禁運動や反戦平和運動に取り組んでいくことを申し上げ、報告といたします。

長崎県支部  松崎 大悟

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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