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2022年第1回中央港湾団体交渉開催・2022年度産別要求書提出
第1回中央港湾団体交渉開催
2月16日午後1時30分より、東京都港区において第1回中央港湾団体交渉が開催された。
コロナ禍のため、労使双方人数制限を行い、業側は20名程、全国港湾は中央執行委員会役員を中心に参加した。
冒頭、日本港運協会・田原口労務委員長より、このようなコロナ禍においても港が混乱することことなく作業が遂行されていることに感謝するとの発言と、引き続き労使が一緒になって取り組んでいきたいとの挨拶があった。
続けて、全国港湾連合会・柏木委員長より要求書を手交し、今春闘は抑制されてきた賃金の状況を打破する重要な春闘であり、今春闘で産別要求ならびに賃金引き上げを是非ともお願いするとの挨拶が行われた。
全国港湾・玉田書記長から要求書について、日本港運協会に事前配布した趣旨説明書を中心に主だった要点を提起した。
労側交渉委員からは、適正な料金収受・適正な下払いによる大幅な賃上げ、指定事業体問題の部会協議促進、65歳定年延長実施に向けての促進、石炭火力発電所休廃止問題に係る事業基盤・雇用不安に対する日港協対応などを問題提起し、休憩を挟み、全国港湾単独要求である、①横須賀新港ふ頭へのフェリー就航に係る既存港湾労働者の雇用と就労の問題、②秋田港における産別労使協定遵守と港湾運送秩序に係る問題について、玉田書記長から趣旨説明を行い、労側交渉委員から更なる強い思いを述べ、第1回中央港湾団体交渉を終了した。
次回、第2回中央港湾団体交渉は、3月8日(火)午後14時開催決定
2022年度・産別労働条件および産別協定の改定に関する要求書
2022年度・産別労働条件および産別協定の改定に関する要求(趣旨説明)